こんにちは。スタッフ奥間です。
今日は、CATVの方式についてお話します。
CATVで放送している地上波の方式には二つあります。
まずは、中身をいじらずに再送信するパススルー方式。
その中でも、受信した周波数をそのまま流すのを「同一周波数パススルー」といいます。
この場合、市販のテレビだけで使用することができます。
受信した周波数を変えて流すことを「周波数変換パススルー」といいます。
一部の局ではUHF(13-52ch)内で変換しており、その場合はワンセグも受信できます。
ですが、大体はそれ以外の帯域を使用しているので、ワンセグ非対応となっています。
そして、中身もいじくって送ることを「トランスモジュレーション(トラモジ)」といいます。
この場合、「STB(セットトップボックス)」と呼ばれる機械を付けないと受信できません。
主に、一部の地域で行われている区域外再放送(隣県の放送を受信して送る)に使われています(宮崎市における鹿児島2局や長崎市・佐世保市におけるTVQ(福岡のテレビ東京系)など)
みなさんも、各地のCATVでの地デジ再送信の方式を調べてみてはいかがでしょうか。